オパールが大好きなみなさん、集まれ!
根強いファンが多い天然石、オパール!
キラキラとした遊色効果に心を奪われる方も多いのではないでしょうか。
オパールのルース(裸石)をお持ちの方や、お持ちのオパールの指輪をリフォームしようとお考えの方へ、
今回は様々なカット・形・大きさのオパールのリングサンプルをご紹介していきます!
オパールを指輪にリフォームしようと考えている方へ、参考になりましたら嬉しいです。
オパールの基礎知識
まずはオパールについて、基礎的な知識をご紹介します。
オパールとは、二酸化ケイ素と水が混ざり合ってできた非結晶質の鉱物です。
オパールの魅力は、何と言っても遊色効果!
遊色は、英語では「Play of Color(プレイ・オブ・カラー)」と呼ばれ、
文字通りまるで遊んでいるかのような色の移り変わり。
見る角度や光によって、様々な色が浮かび上がる様子は、オパールならではの特徴ですね。
オパールの産地は主にオーストラリアとメキシコです。
また、ここ数年でエチオピア産のオパールも市場に多く出回るようになりました。
メキシコ産とエチオピア産のオパールはどちらも水分量が多く、透明感のあるオパールが多いです。
オパールの種類は大きく三つに分けられます。
ホワイトオパール、ブラックオパール、そしてボルダーオパールです。
まずはホワイトオパール。
オパールと聞いて多くの人が想像するのが白いオパールでしょう。
ホワイトオパールは石自体のベースカラーが白、もしくは淡い黄色のものを指します。
広い地域から大きな塊で採掘されるため、日本にもたくさん輸出されているオパールです。
貝殻や動物の骨、樹木の化石が長い年月をかけてオパール化することもあります。
地球って本当に面白いですよね・・・!
次にブラックオパールについて。
ブラックオパールは地の色が黒、またはグレーのオパールのことを指します。
オパールの中で最も価値が高いとされており、中でも赤い班が多く出ているものは高値で取引されます。
最後にボルダーオパールについて。
ボルダーとは英語で「岩」のこと。
母岩についたままの状態を活かしたオパールを指します。
裏を見ると母岩が確認できます。
あえて母岩を残すことで、自然のままのオパールを楽しめるのが特徴です。
オパールの硬度は決して高いものではありません。
モース硬度(宝石や鉱物の硬度の指標)では5〜6.5と言われており、決して硬い鉱物の部類には入りません。
何かにぶつけたりせず優しく取り扱ってください。
多孔性の鉱物なので水に触れさせない、乾いた布で優しく拭き取るほか、
水がついた時にはすぐに拭き取るなど、お手入れには工夫が必要な天然石です。
ケアが必要な天然石ですが、その分愛着を持って大切にしていただけるのがオパールの魅力かと思います。
オパールをリングに!オパールリングのデザイン例
オパールの基礎的な知識をご紹介しましたので、それではお待ちかねのリフォーム例を見ていきましょう!
・シルバーカラー・シンプルフクリンタイプ
こちらはラウンド型のカボションカットのオパールをシンプルな覆輪で留めたデザイン。
寒色系の遊色が入った透明感のあるオパールとシルバーが相まって涼しげな印象です。
サイドから見てもぷっくりとボリューム感のあるオパールが際立つ、無駄のないデザインですね。
こちらはドロップ型のカボションカットのオパールを同じくシンプルな覆輪で留めた指輪。
オパールの形が違うと印象もガラリと変わります。
ホワイトベースでチラチラと移り変わる遊色が際立つデザインです。
同じ形・同じカットでも、
オパールひとつひとつの個性がしっかりと見られるリングに仕上がります。
こちらは同じシルバーでフクリンタイプのリングですが、
地金の表面を鏡面ではなくマット仕上げにしたものです。
同じリングデザインでもガラリと印象が変わりますよね。
シルバーのマット仕上げは鏡面よりも色の明度が上がるため、繊細な色味を持つオパールと相性抜群です。
オーバル型のオパールのマット仕上げはこんな感じです。
・シルバーカラー・ミル打ちフクリンタイプ
先ほどご紹介したフクリンタイプにミル打ちを施したリングデザイン。
石を囲むフクリンにミルを打ちこむことで、より上品で女性らしい印象になりました。
・シルバーカラー・爪留めタイプ
こちらはオーバル型のカボションカットのオパールを縦に爪で留めたリングデザイン。
爪留めにすることでよりシャープな印象が生まれる上、
横から見たときにもオパールの豊かな遊色を楽しむことができるのがポイントです。
地金の存在感をそぎ落とし、オパールの美しさを全面に出したい!
という方にオススメのリングデザインです。
・ゴールドカラー・ミル打ちフクリンタイプ
こちらはラウンド型、カボションカットのオパールをK10YGで大切にフクリン留めにしたリング。
石の周りにミル打ちを施すことでフェミニンな風合いが増しますね。
次にご紹介するのはK10YGの地金でマット仕上げにしたリフォームの指輪。
ご自身のオパールをお持ち込みいただき、制作いたしました。
マット仕上げにすることで、愛着を持って長年着けてきたかのようなアンティークな風合いが生まれます。
・シルバーとゴールドのコンビネーションタイプ
オパールは多孔性の宝石なので、Silver925の地金をお選びいただいた場合、
ロジウム・K18YGのコーティングを承ることができません。
なぜなら、オパールが持つ小さな穴にコーティングが染み込んでしまう可能性があるからです。
地金のカラーはゴールドが良いけれど、すべてゴールドにすると予算をオーバーしてしまう・・・。
そこで、フクリンをゴールドに、リングのバンド(腕)をシルバーにすることで、
予算を抑えつつ、ゴールド・シルバー両方とオパールの組み合わせを楽しむことができます。
ゴールドの種類はK10YG、もしくはK18YGからお選びいただくことができます。
そんなコンビネーションタイプのリングデザインをご紹介します。
こちらはドロップ型、カボションカットのオパールのコンビネーションリング。
指輪部分はマット加工、ミル打ちをして仕上げました。
こちらはオーバル型・カボションカットのオパールのコンビ。
サイドにダイヤモンドを埋め込んだ特別感のある一本です。
こちらはオーバル型のカボションカットのオパール。
石の向きを縦・横お選びいただけるのもリフォームならではのポイントです。
サイドから見たときのゴールドとシルバーのコンビネーションが美しいですね。
こちらはブラックオパールのコンビネーションリング。
こちらもサイドにダイヤモンドを施したことで、
ブラックオパールの遊色がより映える一本になりました。
・【番外編】オパールをネックレス・ピアスにリフォーム
わたしほうせきでは指輪だけでなく、ネックレスやピアスにリフォームすることも可能です!
同じオパールが二つあるのでしたら、
ピアスやイヤリングへのリフォームを検討されるのも良いかと思います。
こちらのオパールはシルバーのネックレスにリフォームしました。
ぷるんとしたカボションカットのオパールなので、
どの方向から見ても遊色が見える爪留めのデザインに決定。
すっきりと爽やかなネックレスに仕上がりました。
次にご紹介するのはボルダーオパールのピアス。
お父様のカフスに付いていたというボルダーオパールのセットをお持ち込みいただき、
K10YGのフクリンタイプのシンプルなピアスにリフォームいたしました。
お父様から譲り受けたというストーリーも素敵なボルダーオパール。
毎日でもお着けいただけるようなピアスに生まれ変わりました。
お好みのリングデザインを見つけて、リフォームしましょう!
今回はオパールの指輪のリフォームデザインについてご紹介しました。
わたしほうせきではオパールのリング(指輪)のリフォームをオンラインで叶える、
「わたしキセキお仕立てプラン」サービスをご用意しています。
サンプルリングを5種類まで選べるサンプルキット「キセキット」をご注文いただき、
ご自宅に届いたキットを使用して、お家でゆっくりとリングデザインをご検討いただけます。
デザインを決めたらオーダーシートに必要事項を記入し、リフォームしたいお石とともに返送するだけ。
約1.5ヶ月後にあなたにぴったりの「わたしキセキ」リングをお届けします!
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あなたの宝物のようなオパールが、より美しい指輪にリフォームできますように!