ルース持ち込みでリングに加工したい!安く加工するには?現役ジュエリーショップ店員が教えます!

 

ルースの状態の宝石や天然石をジュエリーにしたい!

そう考え、インターネットで調べてみてもほとんど値段が明示されていない、

もしくは料金が高い・・・と諦めてしまった人も多いのではないでしょうか?


出来るだけ安い費用でリングに加工したい!

そうお考えの方のために、現役ジュエリーショップ店員が検討するべきアイデアを6つ、ご紹介します。


 

①地金の素材


ジュエリーと聞くと高額なイメージを持つ方も多いかと思いますが、

使用する地金(プラチナ・ゴールド・シルバー)の素材によってその値段の差は明らか。

同じように見えるリングでも、地金の種類によって値段が大きく異なります。


地金1gあたりの値段をこちらにまとめました。

(2021年5月6日現在、なんぼやHP<https://nanboya.com/gold-kaitori/>より)


  • Pt950 4320円
  • Pt900 4214円
  • Pt850 3960円
  • K18 5110円
  • K14 3810円
  • K10 2690円
  • Silver925 82円

このように純度の高い地金で制作するとなれば、

それによって値段も高くなる、ということです。


例えば上記の地金の素材からゴールドカラーのリングを作りたい!と考えた場合、

より安い価格で制作できるのはSilver925にK18コーティングを施したもの、

より高い価格で制作するのはK18です。


地金選びはリングの色味強度にも関連しています。

 

例えばゴールドですと、K18はより黄色みが強く、

K10ですとよりマイルドなイエローのお色味です。


また、普段ネックレスはピアスはK18をお使いでも、

リングは強度の高いものを作りたいと考え、K10を選ばれるお客様も多くいらっしゃいます。


自分が作りたいリングのイメージ頻度(毎日着ける・週末のみ着ける)、

用途(トレンドを大切にしたデザイン性のあるリング・一生使えるようなシンプルなリング)に合わせて、

地金を選ばれるとよいでしょう。


 

②ルースの大きさ


リングにお仕立てするルースが大きければ大きいほど、

石を支える部分(石座)が大きくなります。

それによって地金の量が増え、予算オーバーになってしまうケースが多くあります。


いくつかルースを持っていて、より予算を抑えてリングに加工したいとお考えの場合、

めは小さめのルースを選んでリングに加工するのがおすすめです。

大きなルースで制作を検討している場合、

地金の種類のランクを下げて予算内に抑えるのも良いかと思います。


わたしほうせきではSilver925素材のリングは、

天然石の大きさに関わらず同一価格24,200円(税込)でご案内しています。

また、ゴールドやプラチナの素材でも、

二種類の石のサイズに分かれた明快な価格設定となっています。


 

③リングのデザイン


リングの腕の幅デザインによって地金の量が増えるため、値段が変わることもございます。

また、デザイン費として追加料金がかかるジュエリーショップも多いです。


華美なデザインよりもシンプルなデザインのほうが、比較的安く加工することができます。


価格を掲載していないお店に依頼する場合は、必ず事前に見積りを出してもらうようにしましょう。

イメージのリングのデザインが決まっているのであれば、

写真イラストを持ち込むと、ジュエリーデザイナーにイメージが伝わりやすいのでおすすめです。

そのイメージから派生させたデザインを提案してくれることもあります。

じっくり相談して納得できるデザインを考えていきましょう。


まだ明確なデザインが決まっていないという方には、

いくつかのデザインの中からお好きなものを選んで加工するスタイルのお店に依頼するのがベスト。

わたしほうせきなら3種のデザインのサンプルリングをおうちに取り寄せ、

ルースを眺めながらゆっくりと考えることができます。

家族や友人に相談しながらイメージができるのも嬉しいポイント。


 

④個人作家・デザイナーに依頼する


個人作家さんやジュエリーデザイナーに依頼することも方法の一つです。

店舗を持たないショップだとより安く加工してくれることが多いようです。

CreemaBASEminneなどで、自分好みのセンスを持ったデザイナーさんにお願いしてみましょう。


場合によってはオンラインサイトに持ち込みルースでの加工について記載がなくても、

問い合わせたところ加工をしてくれるお店もあるようです。


ただ、制作の関係上、持ち込みではなくそのお店で販売しているルースのみ加工をしてくれる作家さんが多いため、

ルース持ち込み可能なお店を探すことが難しく、時間がかかります。

また、作家さんとのオンライン上でのやり取りにも時間がかかるため、

費用対効果が高いとは言えないかもしれません。


Instagramのハッシュタグ検索で調べてみるのも有効です。

#持ち込みルース#ルースオーダー で検索すると、たくさんお店や作家さんの情報が見つけられますよ!

沢山の掲載されている写真から選ぶことができるので、イメージをより具体化することができます。


 

⑤複数まとめて注文する・リピートする


複数のルースをお持ちの場合はまとめてお仕立てしたり、

リピートのお客様に対して割引を行なっているジュエリーショップもございます。

特に個人で行なっているジュエリーショップや作家さんであると、割引をしやすい傾向があるようです。

見積りや問い合わせの時点で割引があるかどうか確認してみると良いでしょう。


また、オンライン出店しているジュエリーショップの場合、

サイトから発行されるクーポンを利用すると、より安くリングを作ることができます。

好きなショップのメールマガジンに登録したり、

LINEインスタグラムなどSNSをフォローしていると、その情報が入ってきやすいのでおすすめです。


 

⑥保証期間と保証内容


せっかく安い価格でリングを作っても、すぐに傷がついてしまったり、

石が外れて修理が必要になってしまっては困りますね。


長いスパンで考えたときに、途中で修理費がかかってしまうと高額になるケースも多いようです。


まずは信頼できるジュエリー店で制作を依頼するようにしましょう。

インターネットでジュエリー店を見つける際、会社の所在地電話番号

また他の購入者の評価レビューを確認するのも有効です。


また、事前に保証期間保証内容を必ず確認するようにしましょう。

一定期間保証してくれるようなジュエリー店ですと安心です。

何かあったときにすぐに相談に行けるお店だと、なお信頼できますね。


わたしほうせきでは90日間保証期間を設けておりますので

安心してオーダーメイドリングをお作りいただくことができます。

また、保証期間を過ぎてもお手頃価格アフターサービスを行います。

実店舗もございますので、ご相談があります時には

プロフェッショナルアドバイザーのスタッフが誠意を持って対面でご対応させていただきます。


 

いかがでしたでしょうか。

持っているルースでできるだけ安くリングを作りたい!とお考えの方へ、一助になれば幸いです。

大切なルースが、あなたのお手元を照らす素敵なリングに生まれ変わりますように!


わたしほうせきではお持ちのルースをお安い価格設定でリングにお仕立てするサービスを開始しました。

ご関心をお持ちの方はこちらでチェックしてみてください。

 

 

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